ルーマニア (シギショアラ)

ルチカおばちゃんのおうちを朝の9時にでて、タクシーで駅まで。。。
次に行く町も、泊まる家もnicoと同じだったので、一緒に行く事に♪
駅に着くと10時の列車は満席で、しかも次の列車は2時30分とのこと。
5時間もあるー(*><*)最悪だー
とりあえず、荷物を預けて、nicoはどうする??と聞いてみると「セントラルでブラブラする」
というけど、私達は疲れてたので、駅でご飯でも食べてブラブラしとくことになり、別行動になった。。。
それから20分位したところに、ガブリエルが登場♪私たちを探していたらしく、
息をきらせながら列車は何時?と聞かれ2時30分と答えると、「その列車はよくない!」といって
私たちのチケットを受付に返し、ルーマニア語で話してくれたら、10時の自由席の切符が戻ってきました!
「あと10分しかないよ!!」といって、私たちの荷物を受け取り、列車まで猛ダッシュー!
でも、あることにふと気づく私たち・・・・あら・・・・nicoは・・・?笑
「ガブリエル、イタリアンボーイがセントラルに一人でいるよ!」「列車も2時30分の列車に乗るって思ってるよ」と言うと
ガブリエルは・・・・「アイドンノー」「とにかく早く乗って乗って!」
「え、まじんこ??本気で置いてっていいのかな?多分nico私たちの事、駅で待つよね」と思いながらも
ガブリエルのせいにして、ハグハグして、列車に乗り込む私たち。。。。
しかも、運がとっても良かったらしく、男の人が一人しか乗ってない席があったので
結局私達は、今までで一番ゆったりと座れてしまった。おもしろすぎる・・・・
言うまでもないけど、駅まで荷物を持ってくれた優しいnicoの事を、
小1時間くらい笑っていた鬼のような私たちでした・・・・・・
意味わかります??この面白さを文章で上手く伝えきれない自分がはがいいです(*><*)

その後は、すっかり風景に魅了され「ドナドナドーナード〜ナ〜子牛をの〜せ〜て〜♪」
と忘れて歌いだす始末。。。。
羊飼いと羊たちや、馬車で移動する家族たちを見ていると、この歌が頭から離れません。

← 最後まで親切だった
   ガブリエル
   有難う!

       ミュージシャンの
        nico 笑   →

列車を降りると、ガブリエルが紹介してくれたクリスティーナが待っていてくれた。
車に乗せてもらい、城壁の中に入ると小さい可愛い町がセントラル。
←このかわいいピンクのおうちが、シギショアラでのおうち♪

シギショアラ 2,3時間あればまわりきれてしまう、とっても小さな町
「天空の城ラピュタ」の中での、パズーが鳩を放して、屋根の上でラッパを吹く場面を生で見てるような、
そんな、おとぎの国のようでした。。。

↑車の後ろに馬車をひいてる馬さんが信号待ち
(日常の中の、普通のひとコマです。。。)

木の門の奥の長い階段は、丘の上の教会へ。。。

カオリちゃんと数えて上った階段は120段

ムーミンみたいなおうち発見♪

名物なのかな、太鼓のお兄さん
大きな声で「いらっしゃいませ!
ようこそ、シギショアラへ!!」
その後に、大きな体で、日本の歌
「チョウチョ〜チョウチョ〜♪」まで
うたいだしました 笑
私たちを見かけるたびに、追いかけてきて
知ってる日本語でアピールアピール 笑

シギショアラのアンティーク屋さん。
古い糸つむぎき、持ち帰りたかったけど
大きかった〜(*><*)

まわりきって、いくところがなくなったので、夕方おうちにもどると
鍵が閉まってて、トントンと扉を叩くと、中からnicoが!!
3人が3人とも大爆笑して、言葉にならず、何言ってるか分かりませんでした 笑
nicoは、2時間も駅に立って私たちを待っていたらしく(笑)
ガブリエルは列車が出る、10分前に現れて、理由を話したそう(笑)
そしてそして、座れるはずの列車のシートは、たくさんの人でうまっていて
ギュウギュウの中座り、しまいには、ブランで買ったお気に入りの笛を折ってしまったそう(笑)
このnicoのついてない話を、大爆笑しながら聞いていた私達は、やっぱり鬼ですね・・・・
こんなnicoですが、ミュージシャンなんですよ!
ギターは持ってるけど、弾いてるのを一回も見なかった(笑)
こんなnicoに興味を持ったあなた!HPありますよ〜
http://www.railwayrecords.com/

お庭でクリスティーナの子供たちと、nicoとお話してたら、もう2人お客様が!
一人はドイツから一人旅の女性の方。
そして、もう一人はベートーベンも顔負けの髪型をしてるスイス人の男性(衝撃的でした)
またまた、みんなでディナーに行く事になり、シギショアラを知り尽くした私たちがナビをして
クリスティーナがオススメの、雰囲気がいいレストランへ。。。。
どこの町でも、カオリちゃんが地図覚えちゃうから、ほとんど地図も持たずに
歩いていたんだけど、シギショアラでは、最初っから地図も見ず歩いてました 笑
食べ終わった頃に、雨が降ってきて、待つためにもデザートたべようか〜♪ということになり
私たちとnicoはウキウキ気分で注文♪すると、ベートーベンが(勝手に名づけた 笑)
僕たちにもおごってくれるの??日本人はお金持ちでしょ??といってきた・・・・
カチ〜ン!何いってんの!!ただでさえ嫌なのに、言う事まであつかましい!!
無視しちゃえ!無視無視!!って日本語で言ってやったら
日本の電話の会話の「もしもし〜」を気に入っていたnicoは、「無視無視!」と「もしもし〜」を間違え
電話かけるしぐさをしながら、嬉しそうに「むしむし〜」って言ってました 笑
君はもう、この旅では私たちの癒しだよ・・・・マイナスイオンでまくり。。。